第40回目となる卒業式が3月3日(金)に挙行されました。
同窓会にとっては、40期生を迎え同窓会発足40周年になります。 今後も母校の発展を願い、また、同窓生の更なる活躍を祈念します。
写真は、卒業証書授与です。三年一組が立ち、代表が壇上にて卒業証書をうけとります。 今年は、例年よりもまして、さわやかな卒業式になりました。生徒よりも先に先生が感極まって感涙するシーンも。 また、体育館の中は冷えましたが、例年よりも暖かい一日でした。
以下、同窓会長の祝辞を紹介いたします。
祝 辞 晴れやかな卒業式 本当におめでとうございます。 本校1期生の福谷です。同窓会を代表して、あいさつをさせていただきます
私が、野津田高校に来るたびに、いつも嬉しく思う事があります。それは、皆さんが元気よく『こんにちは』とあいさつをしてくれることです。
あいさつが、さわやかな人は、第一印象から相手に良いイメージを与えます。社会のどの分野に行っても大切な事だと思います。 そして、心のこもった言葉は、口から声となって必ず相手の心に響きます。 当然、表情、目の輝き、振る舞いなどによって、伝わることもあります。その上で声の響きが大事になることを仕事や、家庭でたくさん経験してきました。
そこで、本日は、どんな思いで言葉を声に出していくのか? 私なりの工夫を紹介します。
言葉を話すのは口です。 心の強さを表すのは意志です。 環境に優しいのは、エコです。
しかし、これらはちょっとした違いで大きく意味が変わってしまいます。 それは、濁点を入れ、濁らせると 『くち』(口)は、『ぐち』(愚癡)になり、 『いし』(意志)は、『いじ』(意地)になり、 エコもエゴに変わってしまうからです。
人生も、ちょっとした違いで大きく変わります。 どうか皆さんは、澄み切った心のままに、これからの人生を歩んでください。 そして、明るくさわやかな声で、周囲を幸せにする存在になっていただきたいと、心より願って私の挨拶といたします。
平成二十九年三月三日 東京都立野津田高等学校 同窓会会長 福谷 吉晃
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